八幡神社(鮭川村)概要: 八幡神社は山形県最上郡鮭川村大字川口字石神沢山に鎮座している神社です。八幡神社の由来や歴史はよく分かりませんでしたが、川口集落の鎮守と思われます。拝殿は入母屋、鉄板葺、平入、桁行3間、正面1間向拝付、外壁は真壁造り、素木板張、向拝木鼻には象と獅子、欄間部には龍、蝦虹梁には2体の力士像が彫刻しています。力士像は秋田県の中央から南部、山形県では北部に集中している建築彫刻で鮭川村も、その文化圏だった事がわかります。八幡神社の力士像は苦悶の表情をして屋根を担ぐ格好していて、毘沙門天に踏みつけられる邪鬼を彷彿させます。この社殿が仏教の教えの一端を表現しているとも考えられ神仏混合の考えを世襲していると思います。本殿は一間社流造、鉄板葺き。祭神:應神天皇。
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