東根市: 普光寺の鐘

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概要・歴史・観光・見所
普光寺の鐘(東根市)概要: 普光寺の鐘は正平11年(1356)に当時の普光寺の鐘東根城主である平長義が寄進したものです。平長義とは貞和3年(1347)に東根城を築いて初代城主となった小田島長義の事で鎮守社であった若宮八幡宮にも「正平11年」と「大檀那備前守平長義」の銘が刻まれた鰐口が残されています。普光寺の鐘の鋳造は大工左エ門大夫景弘で願主は比丘紹欽、住職は比丘閑雲叟希孚、大檀那は前備前守従五位上平朝臣長義、正平11年6月24日に奉納、形状や工法から平安時代から鎌倉時代にかけての鐘の特徴が見られ製作年代が明確な梵鐘の中では山形県第二位の古さを誇ります。高さ1m、口径69.7p、乳状突起五列五段四方、銘文は四字一句で七陽の韻、陰刻、唐草模様は陽刻。普光寺の鐘は製作年代が明確で意匠にも優れて貴重な事から昭和16年(1941)に国重要美術品認定、昭和52年(1977)に山形県指定有形文化財に指定されています。

【 参考:文献等 】
・ 現地案内板-東根市教育委員会

普光寺の鐘:写真

普光寺の鐘
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