中山町: 岩谷十八夜観音

  山形県:歴史・観光・見所(ホーム)中山町・観光>岩谷十八夜観音

岩谷十八夜観音
[ 付近地図: 山形県東村山郡中山町 ]・[ 中山町・歴史・観光・見所 ]
歴史・観光・見所
岩谷十八夜観音(中山町)概要: 岩谷十八夜観音は飛鳥時代に開基され、承和4年(837)に慈覚大師円仁が日月寺を興し再興したと伝えられています。古くから目の神様として広く信仰を集め「オナカマ」と呼ばれる巫女(青森県でいうイタコ)の本山とされ多くの人達が御祈祷に訪れたとされます。オナカマは死者との口寄せや神との交信、悪霊退散などの力をもっていたとされ、祈祷に使われた道具や札、絵馬など951点(トドサマ37点・梓弓22点・数珠36点・筮竹と算木23点・剣18点・外法箱7点・鏡205点・絵馬72点・鰐口と鈴12点・祈願札389点・その他130点)が昭和59年(1984)に国重要民俗文化財に指定されています。現在の拝殿は江戸時代中期、本殿は文政9年(1826)に造られたもので、奥之院と呼ばれる高峰山山頂付近にある洞窟内には鎌倉時代〜室町時代に製作されたと推定される宝篋印塔が建立されています。毎年8月18日に行われる観音例祭では修験者の修業の一環であった火渡りの儀式が行われます。

 
 中山町:町並み・歴史建築見所ナビ:
柏倉家住宅旧長崎学校玄蕃壇圓同寺達磨寺大日如来岡八幡神社岡千手観音堂柏倉喜作家柏倉惣右ェ門家
 
 ※ 相談や質問は大変失礼ですが、メールのみとさせていただきます。 回答によって不都合や不利益をこうむっても当サイトは一切責任を負いません。又、回答を直接的(当サイトの名前を使って)に交渉や請求の手段とすることはご遠慮くださるようお願い申し上げます。 予告なしに追加、書き替えを行いますのでご了承ください。尚、「山形県:歴史・観光・見所」は「山形県の歴史」、「羽州街道をゆく」、「奥州街道」、「郷土資料辞典−山形県」、「日本の城下町−東北(二)」、「パンフレット」、「案内板」、「関係HP」を参考にさせていただいています。