浄休寺(楢下宿)概要: 宝暦3年(1753)に建立された寺院で境内にはいちょうの大木(推定樹齢約300年、樹高約30m、幹周約5.0m)があり歴史を感じる事が出来ます。当時の楢下宿は浄休寺を境にして大きくコの字型に湾曲した町並みを呈していて境内は軍事的にも要所となっていたと思われます。本堂や鐘楼などの建物は派手さはありませんが風雪を耐えた力強さと素朴さが滲み出しています。本堂は木造平屋建て、入母屋、銅板葺、平入、桁行7間、正面1間向拝付、外壁は真壁造、白漆喰仕上げ、向拝木鼻には象と獅子、欄間部には独特な龍の彫刻が施されています。鐘楼は切妻、鉄板葺。宗派:真宗大谷派。
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