| 笹野観音堂概要: 笹野観音堂の創建は不詳ですが大同元年(806)に坂上田村麻呂が開基となり徳一上人が開山して中興したと伝えられています。当初から神仏混合の形態で別当には長命山幸徳院があたっていました。中世以降は歴代領主に崇敬され、社殿の改修や造営、社領の寄進などが行われてきました。現在の堂宇は天保4年(1833)の火災で焼失後の天保14年(1843)に再建されたもので、労働力人工は延べ7,100人かかり15万石の米沢藩としては一大事業となりました。入母屋、茅葺で正面に大型な千鳥破風を設えています。向拝は唐破風で龍や鳳凰、獅子などの彫刻が施され江戸時代後期の建築が見て取れます。仁王門は楼門形式、三間一戸、入母屋、金属板葺きの建物で工法は質素ですが存在感があります。境内には紫陽花が咲き乱れ別名「あじさい寺」と呼ばれています。置賜三十三観音霊場第十九番札所。
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