白布四国八十八箇所(米沢市)概要: 案内板によると「 弘法大師が42歳のとき、自身と人々の厄難を除くために四国を巡礼。その際、従来から寺や新たに開いた寺など、88の寺を選び霊場にしました。弘法大師が亡き後、弟子たちがその遍路を廻り、大師の功徳をしのび歩いたと伝えられています。平安末期では修行僧のみを中心に巡礼が行われてたのですが、元禄時代には庶民の間にも広まりました。様々な願いとともに心の修行を重ねる旅は、今も変わらぬ姿で四国に存在しています。この境内には笹野観音住職が巡礼し分霊をうけた「四国八十八ヶ所」が昭和50年に完成し、安置されております。」とあります。当地では四国八十八ヶ所分の分霊が勧請された小さな石碑が整然と一列に建立されています。石碑には札所の番号と寺院の寺号が記載され上部には小石が積みあげられています。
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