旧鶴岡警察署庁舎

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概要・歴史・観光・見所

旧鶴岡警察署庁舎概要: 旧鶴岡警察署庁舎は明治17年(1884)に高橋兼吉の設計によって造られた洋風建築です。木造2階建てで、1階屋根が入母屋、2階屋根は寄棟、瓦葺、桁行18.2m、梁間12.9m、外壁が下見板張りになっています。窓は縦長の上げ下げ窓を採用し、上部に屋根を模った小庇が付いていて、窓をデザインの一部として捉えています。

正面玄関扉と、2階のバルコニーの入口上部はファンライトと呼ばれる半円形の欄間を設え、それぞれの屋根が入母屋で妻面を正面に向ける事で、建物全体の正面性を出しています。柱廻りや欄間部分も凝った意匠を施し、2階屋根の大きな軒飾りは建物を印象深いものにしています。

旧鶴岡警察署庁舎は昭和32年(1957)に新庁舎建設に伴い致道博物館内に移築復元され、当時の擬洋風建築の典型として山形県指定有形文化財に指定され、平成21年(2009)に改めて国指定重要文化財に指定されています。

【 参考:文献等 】
・ 現地案内板

旧鶴岡警察署庁舎:写真

旧鶴岡警察署庁舎
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