真室川町: 正源寺

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概要・歴史・観光・見所
正源寺(真室川町)概要: 三弘山正源寺は山形県最上郡真室川町新町に境内を構えている曹洞宗の寺院です。正源寺の創建は室町時代末期の天文5年(1536)に出羽小野寺氏家臣の鮭延城の城主佐々木典膳貞綱が開基となり明岩宗普禅師が開山し歴代の菩提寺としたのが始まりとされます。当初は鮭延山総国寺と称していましたが、佐々木氏(鮭延氏)が天文9年(1581)に最上氏に敗れると秀綱(貞綱の子)が三弘山正源寺と寺名を改称します。鮭延秀綱は慶長5年(1600)の長谷堂城合戦で大功を挙げ1万1千500石を領し正源寺の寺運も隆盛したと思われますが、元和8年(1622)に最上家の御家騒動に連座し当地を離れた為、庇護者を失います。

現在残る正源寺山門は江戸後期建築に建てられた三間一戸の楼門で、入母屋、金属板葺き、桁行9.7m、梁間6.1m、高さ13m、楼閣部分には高蘭や手摺を廻し、花頭窓や組物など凝った造りで「宝楼閣」との扁額が掲げられています。朝日村(現在の鶴岡市)大網にある湯殿山大日坊の総門を昭和36年(1961)に移築してきたものとされ真室川町で数少ない楼門建築の遺構として貴重な事から平成12年(2000)に真室川町指定有形文化財に指定されています。

又、正源寺寺宝として釜淵の遺跡から出土した縄文時代晩期の完形土偶があり昭和40年(1965)に国重要文化財となっています。境内には鮭延貞綱、秀綱の墓碑が建立されています(秀綱の没地である古河の鮭延寺にも秀綱の墓があります)。山形百八地蔵尊霊場第102番札所(札所本尊:水子子育地蔵菩薩)。山形十三仏霊場第4番札所(札所本尊:普賢菩薩・御詠歌:三弘の 山懐に 普賢様 慈悲と徳との 教え照らさん)。山号:三弘山。宗派:曹洞宗。本尊:釈迦如来。

正源寺:写真

正源寺
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