上杉神社稽照殿(米沢城)概要: 稽照殿は大正12年(1923)に上杉神社の宝物殿として米沢城内に建てられたました。
設計は伊東忠太で鉄筋コンクリート2階建て、切妻(2重)、銅板葺、建築面積149u、2階には高欄を廻し、1階玄関は唐破風屋根、懸魚や組物の意匠など外観は神社建築を模した重厚な造りで「国土の歴史的景観に寄与しているもの」との登録基準を満たしている事から平成10年(1998)に登録有形文化財に登録されてます。
内部は歴代米沢藩主だった上杉家や直江兼続などの遺品が陳列され、中には「浅葱地花葉文緞子胴服」、「色々威腹巻」、「紙本墨書綜芸種智院式並序」、「絹本著色毘沙門天画像」、「絹本著色不動尊画像」、「金銀襴緞子等縫合胴服」、「剣無名伝倫光の太刀」、「後奈良天皇宸翰般若心経」、「紺緋羅紗袖替羽織」、「長巻」、「紅地雪持柳桐文平絹胴服」、「紫綾金泥金胎両界曼荼羅図」、「紫白地竹雀丸文綾腰替小袖」、「鑓銘埋忠」などの文化財に指定されているものもあります。
【 参考:文献等 】
・ 現地案内板-上杉神社 社務所
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