大日如来(中山町)概要: 大日如来の由来は明和5年(1768)に湯殿山の行者だった順政院善竜海が発起人となり奥州相馬(福島県相馬市)の信者から浄財を集め製造したもので、相馬から湯殿山に運ぶ途中に光秀院の前まで運ぶとこれ以上全く進まなくなりました。光秀院は元々、相馬の信者達の祈願所でもあった為、仏意に寄るものと理解しこの場所で安置し祀ったといわれています。大日如来座像は青銅鋳造、像高209p、膝巾77p、青銅製の大日如来像としては山形県最大の大きさとされ、貴重な事から昭和43年(1968)に中山町指定文化財に指定されています。光秀院の宗派は天台寺門宗。
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