金山八幡神社概要: 金山八幡神社の創建は天正年間(1573〜1591年)に当時の金山城(楯山城)主丹与惣左エ門が武運長久を祈願する為に八幡神を勧請し現在地に社殿を造営したことが始まりとされます。以降、金山郷13ヶ村の総鎮守として周辺住民から信仰されてきました。明治以前は神仏混合で別当には天正の頃より万宝院があたり「当山派修験」として金山郷の多くの神社がその管理下に入りました。明治時代初頭に発令された神仏分離令により仏教色は一掃され、別当である万宝院の住職は還俗し神主となり明治6年(1873)に郷社に列しました。
現在の金山八幡神社社殿は昭和41年(1966)に再建された比較的新しい建物で、入母屋、銅板葺、平入、桁行4間、正面1間向拝付、本殿は一間社流造、銅板葺。例祭は8月15日で神輿行列や山車が町内を練り歩くもので多くの人達が集まるといいます。境内にあるサワラ(ヒノキ)は推定樹齢300年、樹高30m、幹周4.71m。祭神:誉田別命(応神天皇)。
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