旧金山郵便局概要: 旧金山郵便局は昭和14年(1939)に建てられた建物で、木造2階建て、半切妻屋根、鉄板葺、妻入、建築面積112.62u、設計は大場準三。外壁は主に下見板張り、ペンキ仕上げ、正面の妻壁部分はハーフティンバー(洋風真壁造)、白漆喰で仕上げ、構造材の見せ方や明り取り窓に付いている方立など時代背景が窺えます。屋根には棟飾りを設え、開口部には縦長の上げ下げ窓を採用するなど洋風建築の要素を取り入れ、玄関上部の欄間の桟のデザインからも時代を感じます。現在は交流サロン(交流サロンぽすと)として利用なされまちづくりの一環を担い、敷地の奥も開放されポケットパークのように整備され自由に行き来出きる工夫がなされています。特に周りの民家の敷地を取り込むようなデザインは好感がもてます。
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