瀬見温泉: 喜至楼

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概要・歴史・観光・見所
喜至楼(最上町・瀬見温泉)概要: 瀬見温泉の中でも存在感のある老舗旅館で、創業は江戸時代末期の安政年間(1854〜1860)、宇和島藩(愛媛県宇和島市)の家臣だった初代が当地に土着して湯宿を開いたのが始まりと伝えられています。木造3階建て、入母屋、金属板葺き、玄関は明治時代初頭に建てられた唐破風付きの格式ある建物になっています(本館は明治時代初期、別館は大正時代に建設)。和風を基調とした中でも、丸窓やアーチ風の窓を取り入れた近代和風建築で、内部の宿泊室や廊下、階段、玄関、浴室、浴槽など当時の雰囲気が随所に見られます。当時の高級温泉旅館の遺構として貴重な建物の1つで旅館建築としては山形県最古とされます。泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉、低張性弱アルカリ性高温泉。泉温(源泉)は67.3℃。効能は切傷、火傷、慢性皮膚病、冷え性、病後回復、疲労回復、健康増進、慢性婦人病、動脈硬化、神経痛など。

喜至楼:写真

喜至楼
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喜至楼 喜至楼 喜至楼 喜至楼


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