秋葉山(肘折温泉)概要: 秋葉山碑は宝永6年(1709)から20年間に3度も火災があった事から建立した石碑で薬師神社(湯座神社)の参道脇にあります。村人達は火伏の神秋葉山神社に参拝だけでなく石碑を建立しようと、近くの小松渕から高さ3m、幅1.4mの石を運び、碑文を瑞鳳寺(宮城県仙台市)の南山和尚に頼むなど周辺の集落を挙げての一大事業となりました。碑文に彫り込まれた「秋」の字が左右逆になっているのは、和尚が秋は紅葉を連想させ、紅葉は大火になぞられる事からあえて逆さに書いたという逸話も残っています。以来肘折温泉では火事がおこらなくなったと言われています。
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