鶴岡市: 長福寺

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概要・歴史・観光・見所

長福寺(湯田川温泉)概要: 大日山長福寺は山形県鶴岡市湯田川乙に境内を構えている真言宗豊山派の寺院です。長福寺の創建は大同2年(807)、行基菩薩によって開かれたのが始まりとされます。

古くから由豆佐売神社(延喜式内社)の別当寺院として寺院が隆盛し往時は7坊を要する大寺院となり慶長17年(1612)には山形城の城主最上義光から寺領152石が安堵されています。

最上家が改易となり新たに庄内藩(藩庁・鶴ヶ岡城)主となった酒井家からも引き続き寺領が安堵されています。

貞享年間(1684〜1687年)に真言宗豊山派に改宗し明治時代初頭に発令された神仏分離令後は由豆佐売神社からは分離しています。

長福寺の寺宝である絹本著色長福寺三千仏は恵心僧都(平安時代の天台宗の高僧)が製作したと伝わるもので縦8尺(2.64m)、横7尺(2.31m)昭和47年(1972)に山形県指定文化財に指定されています。

石造金剛界大日如来は鎌倉時代に製作されたもので像高約70cm、総高約1m、当初は大日山に安置されていましたが明治40年(1907)に長福寺に移されました。

笠塔婆・卒塔婆は鎌倉時代に製作されたもので阿弥陀如来坐像が刻まれていると推定され当初は大日坂に建立されていましたが現在地に移されています。

石造金剛界大日如来、笠塔婆・卒塔婆は昭和42年(1972)に鶴岡市指定有形文化財に指定されています。明治時代に新徴組が湯田川周辺に配された事から境内には新徴組の隊士やその家族の墓碑が建立されています。

庄内三十三観音霊場第26番札所(札所本尊:十一面観世音・御詠歌:わきかへる いでゆにひとを たすくるも みなだいじひの ちかひならずや)。荘内平和観音百八霊場第13番札所(札所本尊:十一面観世音・御詠歌:湯田川や 心も身をも 清かれと そそぎ祈らば 癒さぬはなし)。

山号:大日山。宗派:真言宗豊山派。本尊:十一面観世音菩薩。宗派:真言宗豊山派。本尊:十一面観世音菩薩(聖徳太子作)。

長福寺:写真

長福寺
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