地蔵倉(肘折温泉)概要: 地蔵倉は約600年前に開創された霊場です。諸国を順礼していた1人の翁が出羽三山を訪れた際、道に迷ってしまいます。そこで地蔵権現が姿を変えた少年と出会い温泉の源泉を教えてもらったと伝えられています。翁は地蔵権現が住んでいた洞窟を聖地として堂宇を建立し信仰を広げたそうです。周辺の岸壁は凝灰岩で造られていて、岩肌には無数の孔が開いています。その孔に紙を捻り穴に通すと良縁に恵まれると信仰されていて現在でも多くの人達がここに訪れるそうです。参道にはガードレールが備え付けられていますが断崖絶壁を横切っていく様は当時の修行の場を容易に想像させてくれます。
懸造を簡単に説明した動画
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