輪廻の桜(南陽市・赤湯温泉)概要: 親木の空洞の中に種が落ち、そこから子供の苗が育った様子から、作家川上信定氏が命名しました。輪廻とは仏教用語で、人は死んでも何度も転生し生まれ変わり、無限に生命が引き継がれるといった意味合いを持っています。この桜は親から子へ引き継がれ、現在は逆に子の栄養により親が生かされ共生している様が大変珍しくまさしく輪廻を体現しています。輪廻の桜が位置する烏帽子山公園は、その他にも「二代目放鳥目白桜」、「全国桜名木二代目園」、「桜句碑」や数多くの枝垂れ桜、ソメイヨシノ(合わせて千本以上の桜がある事から「烏帽子山千本桜」の異名があります)などがあり「置賜さくら回廊」の基点となり平成2年(1990)には「日本さくら名所100選」にも選定されています。
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