土社神社(熊野大社・末社)概要: 土社神社は熊野大社の末社の1つで案内板によると「一間社流造の社殿であり、建造は室町時代末期(16世紀)と推定される。熊野大社本殿の東隣にある二の宮神社とは建造時期や様式など共通点が多い。これら二つの社殿は、熊野大社に現存する建物中では最も古いうえ、市内に残る中世の神社建築物として貴重である。屋根は元々の茅葺きから1963年に鉄板葺き、1988年に銅板葺きに変更されて現在に至っている。 山形県教育委員会 南陽市教育委員会 」とあります。
土社神社本殿は一間社流造、銅板葺、正面1間向拝付、外壁は真壁造り、素木板張り、室町時代末期の神社本殿建築の遺構として貴重な事から昭和52年(1977)に山形県指定有形文化財に指定されています。
祭神:訶志古泥神。本地仏:不動明王。祭神の訶志古泥神は案内板によると「土から生成して、初めて人間の形となった、両足神の妻の神。自然の生成力への感動を表現した神様で、自然と土への感謝の神様としておまつりしている。 酉年の守り神」とあります。
【 参考:文献等 】
・ 現地案内板-山形県教育委員会・南陽市教育委員会
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