鬼子母神(尾花沢市・銀山温泉)概要: 鬼子母神は仏法の守護神(当初は人間の子供を食らう鬼でしたが、それを見かねた釈迦如来が、鬼子母神の子供を隠し、親が子供を思う心を諭し改心したとされます。)で500人の子供を授かり育てた事から子授け、安産、子育ての神として知られ、昭和初期に銀山温泉の開発に尽力した田中豊が白銀の滝近くにある洞窟の中に勧請したのが始まりとされます。田中豊は医師であると共に実業家で銀山温泉発電所(白銀の滝の水量と落差を利用した水力発電所)の経営者である佐藤家(大石田町出身、代々茂兵衛を世襲)を助け温泉の開発を行っています。洞窟の中には鬼子母神の石仏が安置され、前面には狛犬が配されています。
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