学校坂喜兵衛の井戸(鶴岡市・湯野浜温泉)概要: 案内板によると「 昔の小学校、現在の温泉神社への通じる坂道の途中にあり、井戸に一番近い工藤喜平衛氏の名にちなんで付けられた。湧き水を枡で囲んで留めた施設に小屋がけをしたもので、昔は、小学校でもこの水を桶で担いで運び使っていたといわれる。」とあります。小屋は木造平屋、切妻、桟瓦葺き、質素ですが当時からの生活の一端が窺うことができます。当時の湯野浜小学校は現在の温泉神社の境内にあり、明治31年(1898)〜昭和33年(1958)まで校庭として利用され学校坂と呼ばれるようになったと思われます。
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