御嶽神社(玉簾の滝)概要: 御嶽神社は山形県酒田市升田に鎮座している神社です。御嶽神社の創建は大同3年(808)弘法大師空海(平安時代の高僧、真言宗の開祖)が全国行脚の際、霊夢に不動明王の化身が立ち、玉簾の滝(飽海三名瀑、落差63m、幅5m)の位置を示すと共にその霊地に不動明王を祀るように告げたと伝えられています。
以来、玉簾の滝を御神体として信仰され、往時は修験道場として多くの修験僧が修行に訪れました。境内は古社の雰囲気が漂い参道には目洗いし、座禅石、ぽんぽん石、庚申塔などあり、推定樹齢800年の杉の巨木が歴史の深さをかんじさせてくれます。
大正6年(1917)に近隣に鎮座していた皇太神社、三上神社、白山神社、山神社などを合祀し、社殿を再建しています。社殿は切妻、銅版葺、平入、桁行4間、梁間2間、正面1間向拝付、外壁は真壁造、素木板張り。祭神:天照大神、伊邪那美神、大山祇神、倉稲魂命、弥都波能売神。
【 参考:文献等 】
・ 現地案内板-八幡町商工会観光部
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