酒田市: 小物忌神社

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概要・歴史・観光・見所
小物忌神社(酒田市)概要: 小物忌神社の創建は不詳ですが、景行天皇の御代、武内宿禰が北陸地方を視察した際、当地にまで足を伸ばし官籍に加えたと伝えられてます。延喜元年(901)に編纂された日本三大実録によると元慶2年(878)に従五位下勲九等、元慶4年(880)に従五位上に列し延長5年(927)に編纂された延喜式神名帳に式内社として記載されている少なくとも平安時代には勧請されていた事が推定されます。又、式内社は出羽国(主に秋田県と山形県)には9座、飽海郡には3座しかなく小物忌神社の格が高く歴史がある事が分かります。歴代領主や為政者から崇敬庇護され、寛治5年(1091)には源義家が東夷東征の際当地に着陣すると味方の軍が不利となった為、家臣である首藤主馬に命じて小物忌神社に戦勝祈願を行い見事念願成就したそうです(後三年合戦は寛治元年:1087年に終結している為、何の戦いで戦勝祈願しのかは不詳)。

天正年間(1573〜1593年)の兵火により社殿が焼失し衰退しましたが、江戸時代に入ると庄内藩主酒井家から庇護され社殿が修復されています。古くから神仏習合し別当寺院として長久寺が祭祀を司ってきましたが明治時代初頭に発令された神仏分離令により仏式が廃され、改めて祭神として3柱を勧請して旧社号である小物忌神社に復し明治9年(1876)に村社、同年に郷社、明治35年(1902)に県社に列しています。

小物忌神社は元々この場所に遷座していたのかも分かりませんが、所謂、山岳信仰などに見られる山頂にあるわけではなく、産土神的な集落を見下ろせる所に在るわけでもなく、自然崇拝的な滝や巨石といった名勝地にあるわけでもなく、遷座地としては多少不思議な位置にあります。ほぼ同じ経度に鳥海山大物忌神社の蕨岡口之宮があるのですが考えすぎの感はあります。やや大きめの鳥居をしばらく進むと石の鳥居があり、そこ潜り大きく左側に参道の石段があります。普段はほとんど人が来ないようで、苔むした階段は古社の雰囲気を十分感じ取る事ができます。社殿も彫刻や派手な組物など少なく かなり素朴な造りですが、逆に風格や力強さを感じます。祭神:級長津比古命、級長津比賣命、豊受比賣命。

小物忌神社:写真

小物忌神社
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