名 称 | 場 所 | 内 容 |
・御嶽神社 | ・山形県 ・酒田市 ・升田 | ・伝承によると大同3年(808)、弘法大師空海が巡錫で当地を訪れた際、霊夢に不動明王の化身が立ち霊地である玉簾の滝に導かれ不動明王を祀る御告げを創建したと伝えられています。 |
・海向寺 | ・山形県 ・酒田市 | ・伝承によると、平安時代初期に弘法大師空海が巡錫で当地を訪れた際、海向寺を開山したと伝えられています。 |
・延命寺 | ・山形県 ・酒田市 | ・伝承によると、延命寺の前身寺院は平安時代初期に弘法大師空海が開いたと伝えられています。 |
・弘法の渡し | ・山形県 ・鶴岡市 | ・伝承によると、弘法大師空海が巡錫で当地を訪れ赤川の対岸に渡ろうとした際、船頭に声をかけ船を出してもらおうとしました。しかし、船頭は空海の身なりが余りにも酷く、とても船代を持っているようには見えなかった為、丁寧に乗船を断りました。すると空海は何を思ったか「この川を2本に分けてやる。」と汚い言葉を吐きこの地を去りると、数日後に大洪水が発生し、川の流れが変わって本当に2本の川筋が出来てしまいました。村人達は空海の祟りに恐怖し祠を建立し祭ったと伝えられています。 |
・柳清水 | ・山形県 ・鶴岡市 ・朝日 | ・伝承によると、弘法大師空海が巡錫で当地を訪れた際、箸に使用した木を地面に突き刺し立ち去ったところ、箸の先端から根が生え何時しか柳の大木となり、近くから滾々と清水が湧き出たと伝えられています。 |
・注連寺 | ・山形県 ・鶴岡市 | ・伝承によると天長10年(833)、弘法大師空海が当地で護摩壇祈祷を行い49日目に八大金剛童子の化身が出現し御告げに従い湯殿山大権現の分霊を勧請し注連寺を開山したと伝えられています。 |
・梵字川 | ・山形県 ・鶴岡市 | ・伝承によると、平安時代初期に弘法大師空海が巡錫で当地を訪れた際、川から金色の梵字が書かれたフキの葉が流れてきた事から、上流に聖地があると悟り、上流まで遡り温泉が湧き出る霊岩を発見し湯殿山を開山したと伝えられています。 |
・七五三掛桜 | ・山形県 ・鶴岡市 | ・伝承によると弘法大師空海が注連寺を開山し暫く当地に逗留した際、この木の下で修行を行ったと伝えられています。 |
・温海温泉 | ・山形県 ・鶴岡市 | ・伝説によると、平安時代初期に弘法大師空海が巡錫で当地を訪れた際、霊夢に童子が立ち、その御告げによって源泉を発見したと伝えられています(開湯伝説には諸説有)。 |
・大日坊 | ・山形県 ・鶴岡市 | ・伝承によると大同2年(807)、弘法大師空海が巡錫で当地を訪れた際に大日坊を開いたと伝えられています。 |
・湯殿山神社 | ・山形県 ・鶴岡市 | ・伝承によると天長10年(833)、弘法大師空海が湯殿山を開山したと伝えられています。 |
・南岳寺 | ・山形県 ・鶴岡市 | ・伝承によると平安時代初期に弘法大師空海が巡錫で当地を訪れた際、南岳寺を創建したと伝えられています。 |
・荒澤寺 | ・山形県 ・鶴岡市 | ・伝承によると平安時代初期の大同2年(807)に弘法大師空海が荒澤寺で修行を行ったと伝えられています。 |
・肘折温泉 | ・山形県 ・大蔵村 | ・伝承によると、弘法大師空海が巡錫で当地を訪れた際、傷ついた肘を温泉で直したと伝えられています。地名「肘折」の由来は、空海が「肘」を直した、あるいは空海が「聖(ひじり)」が発見したとの伝承が起因しているとも云われています(開湯伝説は諸説あります)。 |
・大樹院 | ・山形県 ・山形市 | ・伝承によると天長年間(824〜834年)、当地方に大旱魃が発生した際、偶々湯殿山から下山した弘法大師空海が雨乞い祈祷を行うと雷不動尊が出現し恵みの雨を齎した事から、仏意に感謝す雷不動尊を勧請し大樹院を創建したと伝えられています。 |
・角沢の清水 | ・山形県 ・新庄市 | ・伝承によると、弘法大師空海が巡錫で当地を訪れた際、疲労と空腹で行き倒れそうになると志津村の柿崎家の先祖が、助けたそうです。空海が回復しこの地を去る間際、錫杖を庭の一角に突き刺すと、先端から滾々と清水が湧き出たと伝えられています。 |
・大清水 | ・山形県 ・真室川町 | ・伝承によると平安時代初期、弘法大師空海が巡錫で当地を訪れた際に見つけたと伝えられています。 |
・弘法水 | ・山形県 ・白鷹町 | ・伝承によると平安時代初期、弘法大師空海が巡錫で当地を訪れた際、喉の渇きを覚え村人に一杯の水を所望しました。しかし、空海の恰好が余りにも酷かった事から不審者と勘違いし全ての村人が丁寧に断りました。空海は仕方なく錫杖を地面に突き刺すと先端から滾々と清水が湧き出し一息つく事が出来たものの、代わりに村にあった井戸が全て枯れてしまったと伝えられています。 |
・独鈷水 | ・山形県 ・南陽市 | ・伝承によると平安時代初期に弘法大師空海が巡錫で当地を訪れた際、独鈷を地面に突き刺すと、先端から滾々と清水が湧き出たと伝えられています。 |