天童市: 願行寺

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概要・歴史・観光・見所

願行寺(天童市)概要: 願行寺は山形県天童市大字高擶北に境内を構えている真宗大谷派の寺院です。願行寺の創建は文明年間(1469〜1487年)に願正上人(室町時代の浄土真宗の高僧蓮如の高弟)が開山したと伝えられています。

第3世寿全の代の天文6年(1537)頃に専称寺に寺号を改称し、山形城の城主最上義光の正室大崎夫人(釈妙英、大崎義直の娘)から帰依されるようになります。

文禄4年(1595)、最上義光の娘である駒姫は豊臣秀次の侍女だった事から、「秀次事件」に連座して処刑されると、駒姫の菩提を弔う為に専称寺を山形城下に移し中興開山し以後、最上家から庇護されるようになります(最上家菩提寺の1つとして塔頭13カ寺を擁し専称寺町を形成、現在でも山形市最大級の境内を持ち威容を誇っています)。

その後、現在地でも改めて境内が整備され本山から願行寺の寺号を賜り現在に至っています。山門は切妻、銅板葺、一間一戸、四脚門。本堂は木造平屋建て、寄棟、銅板葺、平入、桁行6間、正面3間向拝付、外壁は真壁造、白漆喰仕上、内部の内陣には本尊となる阿弥陀如来像が安置されています。経堂は入母屋、鉄板葺、塗屋造り、白漆喰仕上、正面唐破風入口屋根。宗派:真宗大谷派。本尊:阿弥陀如来。

願行寺:写真

願行寺
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