長井市: 馬頭観音堂

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概要・歴史・観光・見所
馬頭観音堂(長井市)概要: 馬頭観音(宮の観音)は古くから馬の守り神として馬頭観音周囲から信仰の対象となっていて、本尊である馬頭観音像立像は鎌倉時代に運慶が彫り込んだと伝えらています(記録より宝永6年:1709年に旧本尊と同型のものを制作)。像は寄木造り、漆箔、玉眼で高さは198pと、馬頭観音像としては山形県最大級の大きさで昭和62年(1987)に山形県指定有形文化財に指定されています。本堂は天保年間(1830〜1843)に造られた古建築物で、三間四面、宝形造り、銅板葺き、一間向拝で古い絵馬が揚げられています。前面の一間分が縁になっているのが特徴で、古くは東側に渡り廊下があり例祭では馬が本堂に登っていたそうなので、その名残かも知れません。古くから神仏混合で、隣接する遍照寺が管理していますが総宮神社の境内にあるなど現在でも敷地の境目が混沌としています。置賜三十三観音霊場十番札所(札所本尊:馬頭観世音菩薩・御詠歌:よもすがら つきをみあげて おがむなり おきのかはせに たつはしらなみ)。宗派:曹洞宗。別当寺院:金剛山遍照寺(本尊:大日如来)。

馬頭観音堂:写真

馬頭観音
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