長井市: 丸大扇屋

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概要・歴史・観光・見所
丸大扇屋(長井市)概要: 丸大扇屋は長井を代表とする豪商で寛永17年(1640)に初代長沼忠兵衛が当地で商売を始めたとされ当初は蓑や草鞋、縄など日用品を取り扱っていましたが宮にも川湊が整備されると最上川舟運を利用し京都や大阪などと取引を行い富を得ました。特に古手や太物を扱う呉服商として事業を拡大し長井を中心に大きな影響力を持つようになり安永元年(1772)には三町五反を有する大地主にもなっています。現在の建物は母屋や座敷蔵、土蔵など7棟から構成され当時の豪商の住まいの様子を今に伝えてくれます。特に母屋は切妻、平入りの建物で、日本海側に多く存在する妻入りの町屋と一風異なります。丸大扇屋は京、大阪と繋がりが深かった事から建築でも関西の影響を強く受けたと思われます。母屋に隣接して妻面を正面とする土蔵があり、その両方を合わせた間口からも当時からかなりの富を得ていた事がわかり、建物や中庭には水路を引き込み生活水として利用していました。丸大扇屋の店(嘉永元年)・小間屋門(嘉永元年)・店蔵(嘉永元年)・味噌蔵(天保3年)・主屋(明治23年)・蔵座敷(明治31年)・新座敷(大正2年)の7棟は江戸時代から大正時代にかけての豪商建築の遺構として貴重な事から平成15年(2003)に山形県指定有形文化財に指定されています。昭和63年(1988)に長沼家から譲り受け、敷地内には「長沼孝三彫塑館」が開設され孝三の資料や作品が展示されています。

丸大扇屋:写真

丸大扇屋
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