庭渡大日堂(白鷹町)概要: 庭渡大日堂は案内板によると「その昔、寛永の頃(1625年)川部家の祖先川部角兵衛氏の分家の伊助氏、興作氏、紺野家と共に鎮守として尊崇した。文政の頃(1820年)に燈明の火から延焼し、当時の建物は、天保14年(1832年)8月20日に泉福寺開基紺野近義氏、肝煎り紺野弥蔵氏、川部長六氏、その他有志等の話し合いにより棟梁清野興左衛門氏の手により再建された。古代は神仏混交で祀られていたが明治元年(1868年)3月に「神仏分離令」が明治政府によって発令公布され、古代以来の神仏習合を禁じた命令により大日堂別当泉福寺として大日如来を祀る。古代より伝わる獅子舞は近郷に類のない勇壮闊達なるもので、8月14日に奉納されている。獅子頭は角兵衛氏が持参したもので荊の木で作られていると伝えられている。 荻野区」 とあります。 旧拝殿は入母屋、茅葺、平入、桁行3間、梁間3間、外壁は真壁造、素木板張、正面に壁が無く、中央が通り抜けられる所謂「割拝殿」形式、大日堂は旧本殿で一間社入母屋造り、茅葺、平入、正面1間向拝付。隣接する茅葺屋根の民家と相まって、懐かしい田園風景が形成されています。本尊:大日如来。
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