由良海岸(白山島)概要: 由良海岸は出羽三山の創建に深い場所で、案内板によると「 今より1400年前、霊峰出羽三山を開いたという蜂子皇子が都を追われ丹後の由良浜より海路、流浪にのり北上を続けていたところ、荒波にそそり立つ絶壁と神秘を感じさせる洞窟群八乙女浦の厳上で、麗しき乙女たちが笛の音に舞いながら皇子を迎えたと伝えられている。皇子は三本足の烏によって導かれ羽黒山に赴いたという。洞窟は羽黒山山頂の神の井戸ちつながっていると言われ、今なお、踏まれないロマンに彩られたところである。・・・(後略)」とあります。由良海岸の海上には高さ70m、周囲436m、火山性噴火で出来たとされる白山島があり、「東北の江ノ島」とも呼ばれ島内には白山神社が鎮座しています。白山神社の創建は大同年間(806)に白山比淘蛹現の分霊を勧請したのが始まりと伝えられる古社で特に海上安全や、大漁満足などに御利益があるとして現在でも氏子から崇敬されています。
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