山寺立石寺: 日枝神社

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概要・歴史・観光・見所
日枝神社(山寺立石寺)概要: 日枝神社の創建は貞観2年(860)に慈覚大師が日枝神社(山形市)山寺立石寺を開山した時に鎮守社として天台宗の比叡山延暦寺の守護神である日吉大社(滋賀県大津市)の分霊が勧請されました。当初から神仏混合し社殿内には釈迦如来像(鎌倉時代作、像高約80cm)、薬師如来像(鎌倉時代作、像高約70cm)、阿弥陀如来像(鎌倉時代作、像高約50cm)三尊が安置され山王権現等と呼ばれていましたが明治時代初頭に発令された神仏分離令により仏式が廃され村社に列し大山咋尊が祭神となっています(三尊像は現在宝物館に遷されています)。境内にある「山寺の大イチョウ」は慈覚大師円仁が手植えしたと伝えられる日枝神社の御神木で雄株、根元廻約10m、幹周9.6m、山形市内最大のイチョウとして貴重な事から昭和40年(1965)に山形市指定天然記念物に指定されています。毎年5月17日には例大祭である「山王祭」では社殿に隣接する御神輿殿から3基の御神輿が町内を練り歩き渡御神事が行われます(御神輿殿内部には現在の神輿の他、元応2年:1320年に製作された玉神輿と元和元年:1615年に製作された鳳凰神輿2基が収められています)。又、社殿前面に安置されている亀の甲石に名前の書いた銭を乗せると延命長寿に御利益があると云われています。手水鉢は元禄12年(1699)に宿坊の1つである「預り坊」から奉納されたもので、「預り坊」は10年前に松尾芭蕉と曽良が宿泊で利用した坊でもあり歴史的に貴重なものとされます。

日枝神社:写真

日枝神社
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