上山市: 市神様

  山形県:歴史・観光・見所上山市:歴史・観光・見所>市神様

概要・歴史・観光・見所
市神様(上山市)概要: 市神様は上山市の市神として信仰されてきたもので、商店街の一角に鎮座しています。六角形の形をして面毎に地蔵菩薩を彫り込んで入る為、当初は六角地蔵だったと思います。陰刻銘から永享3年(1431)に造られたものと分かっていて、松山から寛文年間(1661〜1672年)に遷されたとされます。現在でも信仰は続いていて注連縄や花、提灯などが飾られ、上山四十八地蔵第四番としても祀られています。市神石幢は昭和35年(1960)に上山市指定有形文化財に指定されています。

案内板によると「 この石幢は、高さ176.0cmの安山岩で、室町時代の初期、永禄3年(1431)に建立されたものである。もとは松山にあったものを、寛文の頃(1661〜72)此処に移したものと伝えられる。その後、上山大火の折、石憧の上部を失ったため、笠と宝珠は後補されている。上部の各面には、地蔵菩薩を陽刻してあるので、地蔵とも称され、上山四十八地蔵の第四番十日町市神六角地蔵としても祀られてる。憧身の一面の幅は、最大部で30.3cmあり、その憧身に、永享三辛亥 敬白 と陰刻銘がある。 上山市教育委員会 」とあります。

【 参考:文献等 】
・ 現地案内板-上山市教育委員会

市神様:写真

市神様
[ 付近地図: 山形県上山市 ]・[ 上山市・歴史・観光・見所 ]


※ 相談や質問は大変失礼ですが、メールのみとさせていただきます。 回答によって不都合や不利益をこうむっても当サイトは一切責任を負いません。又、回答を直接的(当サイトの名前を使って)に交渉や請求の手段とすることはご遠慮くださるようお願い申し上げます。 予告なしに追加、書き替えを行いますのでご了承ください。尚、「山形県の町並みと歴史建築」は「山形県の歴史」、「羽州街道をゆく」、「奥州街道」、「郷土資料辞典−山形県」、「日本の城下町−東北(二)」、「パンフレット」、「案内板」、「関係HP」を参考にさせていただいています。※プライバシーポリシーはこちらです。