石行寺・岩波観音堂

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概要・歴史・観光・見所
石行寺・岩波観音堂(山形市)概要: 新福山石行寺の創建は不詳ですが和銅元年(708)、行基菩薩により開かれたのが始まりとされます。伝承によると行基菩薩が全国を巡錫し当地を訪れた際、観音菩薩が降臨したとい補陀落山を思わせる景観だった事から霊地と悟り、一宇を設けると自ら彫刻した十一面観世音菩薩(一木造、総高7尺3寸)を安置したのが始まりと伝えられています。その後、一時衰微しましたが、貞観2年(860)慈覚大師円仁が再興し堂宇の再建を行うと同時に不動明王と毘沙門天を自ら彫り込み本尊の脇侍として安置しました。観音堂は墨書や奉納された絵馬の銘(天正8年:1580)などから室町時代末期頃に建てられたもので宝形造、銅板葺(元茅葺)、桁行3間、梁間3間、外壁は真壁造、素木板張、工法や組物、意匠など当時の特徴が見られ、内陣には本尊の十一面観世音菩薩が安置されています。岩波観音堂は中世の寺院御堂建築の数少ない遺構の1つとして貴重な事から昭和58年(1983)に山形県指定有形文化財に指定されています。

石行寺寺宝の「大般若波羅密多経典」(114巻:南朝年号19巻・北朝年号94巻)は文和2年から永和元年(1353〜1375年)に写経されたと云われるもので南北朝時代の世相を現す貴重なものとして昭和30年(1955)に山形県指定有形文化財に指定されています。又、本堂背後には滝を有する流水式庭園があり趣のある境内となっています。最上三十三観音霊場第7番札所(札所本尊:十一面観世音菩薩、伝:行基菩薩作・御詠歌:みなひとの あゆみをはこぶ いわなみの ちかいはつきじ こけのむすまで)。北国八十八ヶ所霊場第36番札所(札所本尊:十一面観世音菩薩)。最上四十八地蔵菩薩霊場第11番札所(札所本尊:延命地蔵菩薩)、山形百八地蔵尊霊場第7番札所(札所本尊:延命地蔵菩薩)。山号:新福山。宗派:天台宗。本尊:十一面観世音菩薩。

岩波観音堂:写真

石行寺・岩波観音堂
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